無神論　シルクスクリーンTシャツ　ブラックボディ

このピストルと ハンドガン どちらが強いのでしょうか？




もちろん殺傷能力としてはピストルの方が強いでしょう




ですが、このピストルも使う人間 もしくは標的となる物や人間が居なければ、ただの鉄と火薬という物質です




この世に人間が居なければ ピストルの形や概念さえも無いということになってしまいます




【 これは人間が考えたほぼすべての創造物や想像物に言えることだよな？ 】と考えると




神様とかもそうではないでしょうか？




もともと私はキリスト教でもないのにクリスマスを祝い、苦しいときだけ神頼みするような無神論者です




信じていないといいうより「 わかりません…というより、わかる人いるんですか？ 」と言った方が良いかもしれません




最近では物理学の世界では、この世は今のところ１１次元までありそうだとされているようです




私の持論ですが、もしも神や天国や地獄のような あの世的な概念の世界があるとするならば、私たちの存在する次元と違った次元にあったり居たりするのでは？とか考えています




私の祖母は天国と地獄は、自分たちが生きている この世のことで、死んだ後なんて何も無い




さもなきゃ死んだ後にまで何かしなくてはならないだんて面倒だと言っていました……たしかに lol




天国や地獄という考えにしてもどうなんだろう？と思います




天国と地獄とを振り分ける裁判のような事が行われるとして、恐竜や微生物のような存在はどのような基準で判決を下すのでしょうか？




彼らに良い悪いの概念は無いと思いますし、この世に生きているほぼ全ての動物達や地球外の生物達も彼らは生きる為に殺生をします




そのような生き物に人間の基準で作った概念を持ち込むのは無理があると思います




もしも私たちの言うような神様のような存在が居たとしても、私たちの考えるような都合の良い存在ではないと思います




例えば、山に登り、頂きに立ち そこから見た朝日や雲の上に突き出す山等を見て、誰しもが その神々しさや雄大さに自分よりも強大で何か逆らえないような畏敬の念を覚えるようなものに神のような存在を覚えることはあると思います




私の思う神のような存在を例えるならば、そういったものかもしれません




神なんてモノの概念は人によって違うと思います




そして、多様する人間の思想を固めてしまおうとする宗教なんてモノは特にツッコミどころが満載だと思います




矛盾した内容の考えの宗教も多々あります




それはなぜでしょうか？




それは私たち人間自体が不完全で矛盾を抱えているからだと思います




そんな不完全で矛盾した生き物が自分たちの為だけに考えた概念ですから矛盾が生まれるのは当たり前なのだと思います




私が宗教が最悪だと思うところは他の考え方を認めないところ、他の考えを受け入れないところだと思います




宗教の教えとやらは、例え自分の考えが間違っていると認識させられても、例え相手の考え方の方が優っていたとしても認めないところです




それってもうただの独りよがりですよね




そもそも宗教等無くても、自分がやられたら嫌なことを他人にしてはいけないというようなことが分かっていればほとんどのことは解決できるように思えます




そして、どんな宗教を信じている人たちでも結局最後には、その人の本質なのだと思います




イスラム教難民を受け入れるなという活動をしている国もありますが、結局はどの宗教を信仰していようが、その人個人の本質的な善し悪しで判断しなければならないのだと思います




先日、１８世紀の思想家ヴォルテールの【 寛容論 】という本を勉強しました




以下、私の同感し、今の気分で選ん文面を抜粋しました







ある一人の人間が別の人間に向かって「 私が信じているが、お前には信じられないことを信じるのだ。　そうでなければ お前の生命はないぞ 」などとどうして言えるのか理解に苦しむ。




不寛容の法はしたがって道理に反し、残忍なものである。




それは虎の法であり、しかもそれは甚だ恐ろしいのである。




虎が相手を八つ裂きにするのは、もっぱらこれを餌食とするためである。




そしてわれわれ人間のは、わずか数章節の文句のために お互いに相手を一人残らず殺してしまおうとしていたのである。




さて、最初の話に戻ります




ピストルと人との関係性のように、神という者も人間が居なければ、誰もその存在を考えませんし、信仰もしませんし、概念すら生まれません




なので神様という者は案外 近くて人間に寄り添って生きている 対等とまでは言いませんが、友人のような存在なのではないでしょうか？




そんなことを考えていた時に着想し、あの人っぽくデザインした作品です